皆さんこんにちは。寝癖です。
皆さんは、もし自分たちが住む街の象徴がある日突然爆破され、ひと時でも死と隣り合わせの空間に居合わせてしまったら、どう思うだろうか。
・・・え?知らん?
・・・薄情者め。
眠気と戦う中で生まれた茶番ですらないクソ駄文はさておき。
今回は前回に引き続き、自分が住んでいる函館を舞台にしたコナン映画を観て来た感想を書いていきますが、ただただ感想書くだけじゃ非常につまらんので、こんなリストを作ってみました。
題して、
「コナン達の被害を受けた聖地リスト」!!!!!
・・・はい。見ての通りネタバレ前提の記事です。
まだ映画を観ていない方は前のページへ回れ右することをおすすめします。
これを見ているという事は、ネタバレされる覚悟があるか、そもそも映画を既に観たということですね?
本当に大丈夫ですね?
確認が普通にくどかった。反省。
流石にもう大丈夫だと思うのでさっさと記事を始めて行きます。
ないすとぅーみーちゅー。
・センチュリーマリーナ函館
函館のどこかに隠されている宝のありかを示す6本の刀を探しに函館にやってきた「死の商人」と呼ばれているブライアン・D・カドクラとその部下たちが宿泊するホテルに中森警部に変装したキッドが潜入し、すでにカドクラが持っていたいた2本の刀を奪い逃走する。
その際に煙幕を炊いた他、排煙するためにとっさにカドクラが窓ガラスを割っている(ちなみにキッドはそれによって窓からの逃走に成功した)。
・函館東照宮
ここに前述の6本の刀のうち一つが隠されていることが判明し、小五郎に変装したキッドが木箱ごと盗み出す→コナンと服部に尾行されていたので逃走→既にキッドらの動きを察知していたカドクラ一味が刀を奪うために待ち伏せ→服部&コナンがその隙に木箱をキッドから奪ってバイクで逃走→カドクラ一味が神社から車で追いかける形でカーチェイス開始(ちなみにカドクラ一味は待ち伏せる際に何台もの車を境内に停めていたので、車を出す際に境内がメチャクチャになる。テメェらだだっ広い境内を掃除する手間考えたことあんのかコラ)。
・旧函館公会堂の前庭
カーチェイスのコースにされてしまった場所その1。
この時、旧公会堂の中で剣道大会が開かれており、前庭に選手と見物客が大勢集まっていたため、多くの人間が巻き込まれてしまったが、ケガ人や死人が出ている描写はない。(ちなみに服部が先にバイクで入っていった)。
・八幡坂
カーチェイスのコースにされてしまった場所その2。
コナンと服部の乗ったバイクを追いかけるカドクラの車から部下が拳銃を乱射(恐らくマガジン1本分)、1発も当てられなかった部下の代わりにカドクラが発砲し、1発で服部のバイクの後輪を撃ち抜いてクラッシュさせた。
この騒動で一般市民に死人やケガ人が出た描写はなかったが、当然ながら周囲は大混乱に陥っていた(ちなみにこの時にコナンが持っていた木箱はバイクがクラッシュした際に偶然近くを走行していた市電に轢かれる形で破壊されてしまったが、中身は何故か空のままだったことがここで判明する。箱が軽い時点で流石に気づけよ)。
・ラッキーピエロ マリーナ末広店
西波止場付近でコナン達のケガの応急処置をしている最中に函館東照宮の巫女だと言う女性がコナン達に接触し、先述の空だった木箱の中に入っていた刀が過去に何者かに盗まれていた事を明かすが、その際に店員に変装したキッドがバックヤードに潜入し、その場にいた店員を眠らせて、防犯カメラごしにこの会話を聞いていた(何ならこの時にちゃっかりハンバーガーを無銭飲食している。何セコい事してんだコラ)。
・函館中央警察署
前述のカーチェイスの騒ぎに便乗してこちらも刀を奪おうとした挙句、警察に確保された斧江卓三がここから移送される直前にカドクラによる狙撃を受け、斧江とそれをかばった中森警部の二人が重傷を負ってしまう(その後の狙撃はキッドの妨害で失敗に終わり、カドクラはあえなく撤退している。グッジョブだキッド)。
また、その後も殺人事件の重要参考人として取り調べを受けていた福城聖に脱走されている。
・市立函館病院
コナン達が入院中の中森警部の見舞いに来た際、カドクラがコナン達の携帯に電話し、宝の場所の手がかりを知る福城良衛を拉致したことを伝え、函館市内の各所に仕掛けた爆弾を爆破させたくないなら宝の場所を教えろと脅しをかける。
その際、デモンストレーションとして病院の駐車場に止めてあった一台の車を爆破している。
・史跡五稜郭跡(箱館奉行所前)
コナンと服部が宝のありかを見つける方法を説明するためにカドクラ一味を奉行所前に呼び出したが、その際にカドクラ一味は何台もの車を郭内に乗り入れている(実際はアウト)。そんなに大量の車乗り回すのが好きなのかテメェらは。
その後、コナン達による解説を終えて宝が隠されている函館山に向かうべく再び始まるカーチェイス。テメェらだだっ広い郭内を掃除する手(ry
・十字街電停付近
カーチェイスのコースにされてしまった場所その3。
この辺でヘリに搭乗した大岡紅葉with執事の伊織が参戦し、例のスケボーに乗ったコナンを追うカドクラ一味の車の前になんとスタングレネードをぶん投げる。
オイ街中になんつーもんぶん投げてんだよバカ。つかそんな物どこから用意したんや。
・函館山ロープウェイ
カーチェイスのコースにされてしまった場所その4。
コナンが函館山へのショートカットのためにロープウェイのロープの上をスケボーで駆け上がって行った。
・・・ロープウェイだけに「ロープのうえ」ってそうじゃねえよ馬鹿野郎。
ゴンドラ落とす気かテメェコラ。
・函館山登山道路
カーチェイスの終着点。ここでカドクラと部下が人質になっていた福城良衛を連れて車から降り、コナンと対峙したが、ここで良衛が部下とカドクラをまとめて倒し、同時に物語序盤に発生した殺人事件の真犯人だったことも判明する。
・函館山山頂展望台
一連の事件が解決し、展望台にいた和葉にようやく告白しようとする服部。
そしてその上でヘリから様子を見ている大岡紅葉with執事の伊織。
服部がいざ告白のセリフを口にしようとした、その瞬間。
紅葉&何かを落とした伊織「「あ」」
スタングレネードが落ちてきた。
「あ」じゃねぇよッッ!!!!ボケェェェェェェッッッ!!!!!!
あと知らん顔して逃げんなァッッ!!!!ヲォイッッ!!待てやテメェらゴラァァァァァッッ!!!!!!!
はい(温度差)。
今回の映画では、敵味方問わず色んな人たちが自分の住む街をぶっ壊しておりましたが、ぶっ壊す街にはそれなりの敬意を払うのが制作陣の礼儀なのか、「函館」という要素そのものを用意して、そこに爆発と破壊と忘れ去られた殺人事件をどちゃくそに混ぜて圧縮したような映画でした。
もっとかみ砕くと、「函館」という要素を用意しているだけあって、函館の作画がちゃんと作りこまれてるから全然違和感なく見れるの。
ただ、話の流れで序盤の殺人事件は完全に忘れちゃって、一番最後になってからまた殺人事件の話が出てきたから困惑した部分はあるんよ。
でも、それが結局爆発と破壊で解決しちゃうからまあええかってなんのよ。
爆発オチなんてサイテー。
結論、「コナンを知らん人でも函館市民なら絶対楽しめる映画」でした!!
という事で、前後編に分けてお送りしてきたコナン映画レビューは以上となります。
次回更新は11日の20時を予定していますが、いかんせん良いネタが思い浮かばないんですよね。
なので当日までにネタが出てこなかったら、更新お休みになるかもしれませんのであしからず。
しーゆーねくすとたーいむ。